静岡発!セールスフォースで顧客管理・営業支援を加速するブログ
クラウド
2020.01.10
Visualforceページへの地図の表示
Visualforceページの画面上に地図も表示させたいなんてこともあるかと思います。
そのような場合、「Visualforce地図コンポーネント」を利用して簡単に地図を表示させることができます。
ここではVisualforceとApexコードを組み合わせた簡単な実装例をご紹介します。
Visualforce 地図コンポーネントは Developer Edition 組織では使用できません。
地図の表示例
実装手順
当サンプルでは取引先名、住所(請求先)、カスタム項目の住所を取得表示します。
コントローラは汎用性の高いカスタムコントローラを作成する例としています。
①Apexコントローラを準備します。
※このサンプルソースに対するいかなる損害に対して、当方は一切の責任を負いかねます。
自己責任でお願いします
②Visualforceページを準備します
前述①で準備したApexコントローラを以下のVisualforceに割り当てます。
-
地図コンポーネントの説明
-
■基本地図は<apex:map> タグを使用します。■地図内のマーカーは<apex:mapMarker>タグを使用します。■mapType:地図の表示形式を指定します。標準の市街地図の「roadmap」、航空写真の「satellite」、双方を組合わせた「hybrid」があります。■zoomLevel:地図の拡大・縮小のレベルを指定します。0~18の範囲で指定します。■center:地図の中心となる位置を指定します。住所または緯度・経度を指定します。■title:マーカー上にマウスを乗せた際に表示される名称を指定します。■position:マーカーを表示する位置を指定します。住所または緯度・経度を指定します。
参考記事
2017.04.27
【技術者日誌】現実世界からのさらなる広がり
みなさんは、バーチャルリアリティとか拡張現実という言葉を一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。どちらも、現実世界だけでは経験できない事を可能にする技術です。
ひと昔前では考えられませんでしたが、近年のコンピュータ技術の向上によりいろんな面白い事ができるようになってきました。
これらの技術を利用したサービスを一度は経験したことがあるのではないでしょうか。
簡単にですが、バーチャルリアリティと拡張現実について書きたいと思います。
拡張現実 (Augmented Reality:AR)
拡張現実とは、言葉が示す通り現実世界に「何か別の情報」を拡張する技術や手法を指しています。
単純に人が目で見ているだけでは、モノの形状と色、距離くらいしか情報がありません。
スマフォやタブレットに付いているカメラを使うことにより、映る映像だけでなく別の情報をプラスすることができます。(カメラ越しに現実世界を見るイメージです。)
ひと昔前だと画像処理の速度などがそれほど早くないので、カメラは写真を撮るくらいしかできませんでした。
こんなことができるようになったのも、映し出された映像(画像)の画像処理技術の向上と処理を早くするためのハード面の向上があって実現できていると思います。
このAR技術を使ったものとして、こんなものがあります。
- チラシ、パンフレットにかざすと動画が再生したり、商品案内が表示される。
- 夜空にかざすと、星座の説明が表示されたりする。
- 室内をかざして、家具のレイアウトをシミュレーションする。
この他、探してみるとこのAR技術を使ったサービスがすでにいろんな場所で見かけますが、今後の広がりが楽しみですね。
バーチャルリアリティ (Virtual Reality:VR)
バーチャルリアリティとは、仮想(Virtual)と現実(Reality)を組み合わせた言葉ですが、実際の現実(リアル)では体験できないことを、仮想的に疑似体験する技術などを指しています。
人には五感(視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚)があり、現在では、特に視覚情報を使っての疑似体験が多いのではと思います。
バーチャルリアリティも、近年のCG技術の向上により面白いことができるようになってきています。
視覚情報であれば、専用のゴーグル状の端末を装着することによって、あたかも離れた場所や架空の空間にいるような感覚を体験できるようになりました。
最近では、視覚情報だけでなくそれこそ五感をフルに刺激するようなものがでてきているような気がします。
遊園地のアトラクションや映画館などで、そんな経験ができる施設ができています。
たとえば、その映像に合わせて落下するようなシーンでは実際に落ちている感覚を体験できたり、花などのシーンでは本当に匂いを感じたりと本当に面白いと思います。
今後そんな経験ができる施設が増えて行くと思います。
バーチャルリアリティや拡張現実は、今後さらに進化していくと思いますので、とても楽しみですね。
2017.02.27
CRM導入を成功させる3つのポイント
Upwardさんのサクセス事例紹介セミナーに参加しました。
地図とモバイルで訪問営業の生産性を向上させるのに非常に有効なアプリケーションである「UPWARD」。
導入した企業様の生の成功事例について学べるという事で、セミナーに参加してきました。
CRMなどのシステムを導入するのにあたり、それを有効活用し成功につなげるために共通する3つポイントをお知らせします。
Upwardについて
セールスフォースのプラットフォーム上で作られている、「顧客情報」と「位置情報(地図)」を活用して、顧客訪問を伴うフィールドセールスマンの「顧客接点を最大化する」サービスです。
つまり、顧客情報を地図上で見ることができるので、訪問ルートの作成時間の短縮、最短距離での移動、ついで訪問の増加など、営業にとって大切な「お客様と接している時間」を増やすことができます。
UPWARDの特徴
- モバイル 現場で使いやすい。
- モチベーションアップにつながる。自分の行動量が見える化できる。
- CRM連携
- 自動 顧客情報を入力すると地図上に自動的に反映される。
主な機能
- 地図連携
- 訪問計画の作成
- モバイルアプリケーション
訪問営業を効率よくする「地図とモバイル」活用の3つのメリット についてはこちらをご覧ください。
小さく始める
CRMなどのシステムを導入する時に、まず必要最低限の人数で小さく始められるのをおススメします。
セールスフォースやUpwardのようなクラウドのアプリケーションのメリットとして、1名からのライセンス制でスタートできることやカスタマイズに融通が利くことがあげられます。
一気に全社導入をすると、仕様変更をしたい場合など社内調整が必要となり、簡単には修正がしにくいことがあります。
必要な部署やグループで始めて、機能ややることを絞って、一点突破でどんどんPDCAをまわし、より使えるようにカスタマイズをしていくと本当に効果の出るシステムになっていきます。
いままでのやり方に依存しない
新しいシステムを導入する時に必ず壁にぶつかるのが、新しいシステムへのアレルギーです。特に利用者にとっては今まで慣れ親しんだシステムの方が使い勝手が良いと感じます。
今までのシステムと新しいシステムを二重で報告しなければならないのなら、利用者にとって負担になってしまいます。しかし、やり方を置き換えるだけで対応できるのであればそれほど負担にはなりません。
外回りの営業さんならモバイルで入力できる環境を与えてあげるなど、入力しやすい環境を利用者に提供することも大切です。
セールスフォースやUpwardなら、「選択項目を選ぶ」「ラジオボタンにチェックを付ける」など入力しない報告も出来ますし、モバイルなら音声入力も出来ます。
仮に今までは営業に出ても帰社しなければ、エクセルなどで報告出来なかったのであれば、モバイルの報告で時間の短縮も出来ますし、その時間でもう1件お客様と会う事も出来ますね。
志しを持って、一気阿成に、即時情報を共有し、誰でもできる営業の仕組みを作りましょう。
導入した意味を共有する
何よりも重要なのは「導入した意味を利用者全員で共有する」という事です。
セールスフォースやUpwardのようなCRMのシステムは、顧客管理に情報をすべて紐づけでき、入力されたデータを自動的に集計・グラフ化できると言った魔法の箱です。
ただし、ただ闇雲に間違ったデータを入力したらどうでしょうか?
顧客情報は不正確なものが共有され、集計・グラフ化が出来ないと言ったまったく意味のないものになってしまいます。
このシステムを導入することで、
- いままで課題していたことが改善できる
- 活動量が見える化できるようになる
- 商談の状況を理解することで売り上げを上げる
など、導入後の「あるべき姿」を全員で認識できるといいでしょう。
今回は、顧客管理システム、CRMの導入についてをまとめてみました。CRMをうまく活用することで、変わることは売上だけではありません。
営業の効率化や作業の円滑化を図り、会社にとって大きな武器にしていきましょう。
- 1 / 11
- »