静岡発!セールスフォースで顧客管理・営業支援を加速するブログ
2015.11.24
いまさら聞けない「クラウド」とは?
ちょっと前からクラウドという言葉をニュースなどで聞くようになってきました。言葉としては良く聞かれるようになってきましたが、実はどういう事なのかあまり良く分からない...
なんて事はないでしょうか。
一言で言うと、インターネット上にあるサービスを指しています。
メールを一括で送信するサービスや、大容量のファイルを保存するストレージサービス、そして広い意味でSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)のfacebookやtwitterなども含まれます。
これまでは、パソコンを使って何かシステムを使う場合は、使用する端末全てにインストールして利用するのが主流だったと思います。最近はパソコン以外に、タブレットやスマフォなどの端末もでてきていますが、GooglePlayやAppStoreなどからアプリをダウンロード(そしてインストール)して利用するという点は同じです。
この枠組みだと、
- インストールした端末でしか動作・使用できない。
- 端末が故障した場合は再度インストール作業が発生する。
- 端末ごとにシステム開発が必要になるので、オリジナルでシステムを構築する場合は時間とコストがかかる。
などがあるため、多彩な端末を利用している現在では合わないところがあります。
クラウドサービスは、これとは別の手法になります。
クラウドサービスは、インターネット上から利用するサービスなので、接続するためのブラウザというアプリさえあれば他は何もいりません。Windowsのパソコンの場合は、初めからInternet Explorerが入っていますし、Appleのパソコンであれば、Safariが用意されています。またGoogleから出ているChromeやFirefoxなどのブラウザも別途インストールして使うことができます。
インターネットにさえ繋がればどこからでも必要な情報を引出したりサービスを受ける事ができます。
また、端末が固定化されないので故障してもすぐに別の端末からサービスを受ける事ができます。
そのため、クラウドサービスを使うに当たり準備にそれほど費用がかからない事もあり、現在の利用シーンとして理にかなっているため注目されてきています。
(大きな流れとしてクラウドサービスが浸透してきているのかと思います。)
私達のようなクラウドサービスを提供する側としては、端末ごとに開発をする必要がなく、一度開発をしてしまえば後はサーバ管理のみになります。一度開発したシステムは多くのユーザに提供できるので開発コストを分散することができます。そのため、安価な事が多いです。
もしソフトを選ぶ際は、クラウドサービスを検討されてはどうかと思います。