静岡発!セールスフォースで顧客管理・営業支援を加速するブログ
2014年08月
2014.08.06
静岡県防災情報システムが事例ビデオになりました
静岡県でセールスフォースの地域SMBパートナーとして日々活動しているアーティスティックスですが、我々の地元の静岡県危機管理課がなんとセールスフォースの導入事例ビデオとして紹介されました!!
セールスフォースの事例ビデオは今までも様々な企業様が紹介されているんですが、作りが非常にカッコ良いんです。
そんな事例ビデオの中に静岡県が入るなんて、地域密着でセールスフォースに携わっている我々にとって、勇気を与えてくれるものとなりました。
セールスフォースは顧客管理や営業支援などのシーンでの使用が多いのですが、静岡県は危機管理課で災害時の広域連携システムとして採用いたしました。
静岡県防災情報システム - 採用のポイント
では何故静岡県が災害時広域連携システムにセールスフォースを採用したかと言うとポイントは3つあると思います。
1. クラウドである事
実際に災害が起こった時にどこでどんな事が発生しているか、被害情報を迅速に集める必要があって、どこに救援に向かえば良いか、色んな機関と連携する為に情報共有システムがとても重要。
しかし自分達でシステムを抱えると使えなくなってしまうかもしれないのでクラウドを選択。
海外にもデータセンターがあるので、情報を二重三重にバックアップを取ることが出来るので災害により強い防災システムを構築出来た。
2. カスタマイズが柔軟に行える事
市町村でどこに災害対策本部が設置されたのかを地図上でマッピングし見やすい様にしたり、入力しやしやすい様に画面構成を行い静岡県が使いやすい様にカスタマイズできた。
県下の市町村や県の道路規制システムと連携して、どこに緊急輸送ルートが設定されたのか瞬時に把握できる。
これがもし仮に静岡県が自分達でシステムを一から作るとなれば、莫大な費用と開発期間がかかったと思いますが、オープンなプラットホームを提供しているセールスフォースだからコストも開発期間もぐっと抑えられました。
3. モバイル
モバイルを活用することで、職員が移動的にモバイル端末から情報を入手、入力することができる。
災害が発生した時に、職員が現場に到着しから、現場被害報告と言うことで写真付きで瞬時に報告、情報を共有することができる。
確かに過去の災害時を思い出したとき、安否確認をするために電話がつながらなくても、インターネットを介したSNSでは連絡を取ることができました。また、大規模な停電が起こっても、モバイル端末は使用することができました。
この静岡県の取り組みは災害に強いだけでなく、災害時でも使えるシステムを構築できたと思います。
このシステムが「静岡モデル」として、日本のほかの地域、また世界的に広がればいいですね。
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