静岡発!セールスフォースで顧客管理・営業支援を加速するブログ
2013.11.29
セールスフォース(Salesforce)の中小企業活用事例がテレビで紹介されました
長岡@クラウド活用導入支援隊長です。
先日、BS-TBS「グローバルナビ フロント」で、私たちアーティスティックスが地元企業に構築・支援しているセールスフォース(Salesforce)の活用事例が紹介されました。主として、地方の中小企業の活用事例として、うしじま青果、深野酒造、塩安漆器工業、元湯陣屋を紹介していました。
うしじま青果
果樹園では、iPadを持って作業している。チャター(Chatter)と呼ばれるチャットソフトで、コミュニケーションをとりながら、配車などを調整している。出荷しているみかんを、1つ1つすべての糖度などを測定し、クラウドにデータを保存している。契約農家ごとにデータを分析して、量、糖度、サイズなどを、セールスフォース(Salesforce)のクラウドシステムを使って分析している。クラウド導入目的は、在庫管理と生産者の成績表の作成。だれが、売れる商品を作っているのかが、一目でわかる。事務手続きが楽になり、残業がなくなった。時短になり婚活にいけるようになった(笑)
深野酒造
500年の歴史を持つ球磨焼酎。その蔵元の深野酒造。地元の畑で取れた29種類の野菜で作った野菜焼酎「野菜ばなし」。これは、健康志向の市場の声を集めて新商品開発をするのに、セールスフォース(Salesforce)を活用。年間売り上げ状況などをさまざまな角度で分析し、生産量調整や、志向にあわせた新商品開発に生かしている。ツイッター、フェイスブックなどのSNSから、深野酒造への消費者のコメントを、セールスフォース(Salesforce)に自動的に取り込んでいる。
塩安漆器工業
伝統工芸輪島塗の老舗。クラウドシステム活用を提案した塩安常務。その背景には、強い危機感があった。減少する取引先。一度購入すれば、10~20年使えるもの。「購入してもらえば、それは次の商談の始まり」。過去150年にわたり蓄積してきた顧客データを、セールスフォース(Salesforce)に入力中。顧客情報を徹底的に管理することで、お客様にアプローチする仕組みづくりを推進。購入時期を設定しておけば、次のアプローチすべき時期を自動的に通知してくれる。
元湯陣屋
大正時代創業の老舗旅館。一度滞在したお客様の情報を、半永久的に蓄積。過去の食事の内容、お酒の銘柄、好き嫌いやアレルギーなどを把握しておもてなし。厨房では、「マグロが嫌い」という情報があれば、他のものに差し替えるなどの対応をしている。セールスフォース導入後に、売り上げは35%アップ。
セールスフォース・ドットコムの宇陀栄次社長は「不易流行」だといっています。松尾芭蕉のことばですが、不易=伝統を守る、流行=新しいものを取り入れる。外資系のセールスフォースは、トラスト(信頼)とイノベーション(革新)を大切にしているが、これと近い。企業に変革を与えていくために、古いものを否定していては、信頼を守れない。
みんなも、クラウドを活用して、イノベーティブ(革新的)な会社になってもらいたいという。
私たちアーティスティックスは、静岡県にセールスフォースを提供し、活用のお手伝いをして、地元静岡を元気にしていくことがミッションです。そのために、セールスフォースを活用した新たな会社のあり方を学ぶセミナーを、毎月無料で実施しています。
みなさんの会社を、さらに元気にするために、ご活用ください。